「もう無理…何もしたくない」
料理をする元気なんてさっぱりない日がありせんか?
でも、私たちの体にはエネルギーが必要です。外食に行くことすら面倒だと感じる日もあるかもしれません。
今回は「疲れすぎて料理ができないとき、どう食べるか」についてのアイデアをご紹介します。
料理がしんどい日も、人間には食べる力が必要
生きている限り、私たちの体は定期的にエネルギーを必要とします。元気なときなら、手作りの料理は美味しくて満足感もありますが、心身ともに疲れ果てているときには、料理どころか食べ物のことを考える余裕すらありませんよね。
「こんなとき、専属シェフがいてくれたらなあ…」なんて思ってしまいますが、現実はそうもいきません。だからこそ、疲れきって何もしたくないときの“食べ方”を、あらかじめ考えておくことが大切です。
栄養指導でのやり取りから学んだこと
私は柔軟な食事をサポートする中で、よくこんな声を聞きます。
「栄養バランスが完璧なら元気が出るはず…」
「しっかり食べなきゃダメだよね…」
でも正直、そんなにストイックにならなくても大丈夫。疲れているときに必要なのは「完璧な食事」より、「何かしら口に入れること」。
炭水化物・たんぱく質・脂質のバランスを意識できたら理想的ですが、それが無理な日もあるのが当たり前です。
疲れて料理ができないときの食事アイデア
◆ 誰かに頼る
家族やパートナー、年長の子ども、同居人などに「ごはんお願いしてもいい?」と言ってみましょう。自分が家族の食事を担っている立場なら、なおさら頼ってOKです。
特に家庭の主婦は誰かにやってもらうなんてとんでもない!と思っている方が多いです。
思い切ってたのんでみたら、意外とやってくれた、という声も聴きます。
家族はやってくれない、やらせられない、という先入観から一歩踏み出してみましょう。
◆ テイクアウトを活用
料理をしたくないときは、しなくてOK!翌日の分も考えて少し多めに注文すれば、さらにラクに。
例:
- 麺類
- カレー・シチュー
- ピザ
- 中華料理
仕事と家の間にある総菜屋さんのチェックも欠かさずに。
◆ スーパーの惣菜・デリを利用
帰り道にスーパーに寄れるなら、デリの惣菜コーナーが強い味方。ミートローフ、パスタ、スープ、サラダバーなど選択肢も豊富です。
おすすめ:
- 天ぷら+サラダ+
- お惣菜ミックスプレート
◆ スナックプレート
ちょこちょこつまむ「スナックディナー」も立派な食事です。最低4種類、炭水化物・脂質・たんぱく質・できれば野菜や果物も意識して。
例:
- クラッカーやチップス+フムスやディップ
- ゆで卵・チーズ・ヨーグルト
- フルーツやピクルス
- デリミートやサラダ
- クッキーやチョコもOK!
◆ ファストフード
ファストフードだって立派な選択肢。たまには頼っても大丈夫。
おすすめは、野菜入りバーガーとフライ、フライドチキンとコールスローなど。
超手軽にできる「ちょっと料理」
◆ チリポテト
- 焼いたじゃがいも or スイートポテト
- ピザソース(ケチャップ)をかけてチーズとホットソースをトッピング
- お好みで野菜もプラス
◆ 朝食サンド&トースト
- 卵+チーズ+レタスのサンドイッチ
- アボカドトーストやピーナッツバター&バナナトーストなど、おしゃれトーストもおすすめ!
◆ インスタントラーメン+目玉焼き
- ほうれん草や冷凍野菜を加えて栄養バランスUP
◆ フローズンピザ+サラダキット
- ピザの上にサラダをのせても◎
◆ 豆腐バーガー+冷凍ポテト+フルーツ
- ほぼ冷凍庫だけで完成するシンプルごはん
◆ ドリア・グラタン
- チーズやお肉入りで1品完結!
- 冷凍ほうれん草を加えて栄養UP
◆ 冷凍スパゲティ
- 冷凍野菜やツナ缶でアレンジ可
- 豆パスタでたんぱく質もUP
◆ メキシカン
- トルティーヤに豆のディップやハムやチーズ+サラダ
- ヨーグルト・果物・チップスで1食完成
◆ レトルトのインドカレー+レンチンご飯
- レトルトカレーは大きな味方!
完璧な食事じゃなくていい
疲れているときは、「何かを食べること」自体が立派なセルフケアです。今回紹介した食事アイデアには、炭水化物・たんぱく質・脂質・野菜や果物などが自然に含まれています。でも、バランスを完璧に取れなくても気にしなくても大丈夫。
私たちはみんな、疲れる日もあるし、気力が尽きる日もある。それでも、ちゃんと自分を養う方法があるということを忘れないでください。
あなたの「疲れた日の定番ごはん」は何ですか?
よければコメントで教えてくださいね!
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